安比高原の麓にあるロッジ「安比ロッキーイン」。安比に関わり30年以上のマスターが迎えてくれ、岩手・八幡平の暮らしぶりを知ることができる宿泊のプランです。大きな円形の暖炉があるメインダイニングで地元の新鮮な食材と地元の酒を合わせて味わえるほか、朝の時間には八幡平らしいミニ体験を楽しむことができます。
今回の体験したのはスキーリゾートとして有名な、岩手県・安比高原の麓の別荘外にあるロッジ「安比ロッキーイン」で宿泊するプランです。夏は爽やかな緑に囲まれる高原らしい風景が広がりますが、今回訪れた時期は冬。雪が高く積まれ、一面の雪景色になった別荘街の散策も見どころの一つです。
中に入るとまず目に飛び込んでくるのが、ロッジの象徴である大きな円い暖炉。夕食は暖炉の周りで、地元の食とお酒を味わいます。食は新鮮な食材×南部鉄器スキレット、お酒は地元の樽生クラフトビールに地酒と、その土地を堪能できる充実の内容でした。身体を暖めながら、その土地の美味しい食事とお酒を楽しめる、まさしく冬の贅沢です。
ディナーで使われていた岩手県伝統工芸品・南部鉄器。一度は聞いたことがある「南部鉄器」の特徴を皆さんはご存知ですか?
「保温性が高く、焼きムラがなく料理が仕上がるから」「湯を沸かすと、味がまろやかになるから」など、南部鉄器ならではの様々な特徴があるそうです。実際に南部鉄器で作られた料理はどれも絶品で、保温性が高いからあつあつのおいしさを長時間楽しめました!
前日夜の美酒・美食のおかげでぐっすり眠って起きた後は、朝食を食べ、冬らしいミニアクティビティ!まずは、ロッキーインの暖炉で使うための薪割り。コントロールと勢いの両方が狙い通りにいかないと割れないため、初めての私には難しかったです。その後は、スノーシューを履いての散策や、雪上スラックラインで雪遊び。雪でこんなに遊ぶなんていつぶりだろう…。大人になった今となっては、貴重な体験ができました!
「安比ロッキーイン」からほど近くの「サラダファーム」へ。ここでは、自社で生産している果物や野菜、卵などの食材や加工品を販売しているほか、アルパカなどの動物との触れ合い体験ができ、癒し効果抜群!その後は産直野菜を使った美味しいランチを楽しみ、今回の旅はおしまいです。
「岩手・八幡平の山の暮らしを感じる旅」、いかがだったでしょうか?美酒と美食だけでなく、地元の方々との交流や、八幡平らしい体験も充実していて、大満足の内容でした。夏は避暑地、冬はスキーリゾートとして楽しめる安比高原なので、ぜひ訪れて、ゆったりとした時間を過ごしてほしいと思います!