旅行の思い出やおみやげにクラフトビールを選ぶ方が多くなりました。種類が多く、多様性が魅力のクラフトビールは、ブルワリーによって個性的な味わいを楽しむことができます。せっかくなら、旅先ではその地域ならではのクラフトビールを味わいたいもの。新鮮なクラフトビールを楽しめる福島県のブルワリーを3つご紹介します。
Yellow Beer Works(イエロービアワークス)は、福島市内で米などの栽培を営む「カトウファーム」が2020年にオープンさせました。福島県産のホップや農産物を使ったビールを開発することで、県内の農業を後押し。豊かなホップの香りが特徴のビールは、飲みやすい味わいに仕上げられています。
クラフトビールで地域を盛り上げるべく、型にはまらない柔軟さとユニークさが特徴。醸造するビールは、華やかな味を求めながらも、自家栽培の米や旬の食材を使ったもの、流行にのったものまで様々です。2021年夏には、宮城県気仙沼市のブルワリーと共同開発した桃のクラフトビール『Squeezy Peach』が誕生しました。みんなが楽しく語り合えるブルワリーでは、訪れる度に違った味わいを楽しむことができます。
施設名:Yellow Beer Works
所在地:福島県福島市大笹生字横堀 12-5
営業時間:金曜日15:00〜18:00、土曜日・日曜日14:00〜18:00
定休日:月曜日~木曜日
見学の有無:あり
公式サイトURL:https://yellowbeerworks.com/
ホップガーデンブルワリーは、オートキャンプ場などがある「グリーンパーク都路」内に、2020年にオープンしました。コンセプトは「緑とホップの風が感じられるブルワリー」。貴重な田村市産のホップをふんだんに使うことで、生ホップの香りや風味を堪能できるビールを造っています。また、地元契約農家で収穫したホップを「あぶくまホップ」として販売もしています。
醸造・販売しているのは、陽・金・水など「陰陽五行」をテーマにしたビール。自然豊かな「グリーンパーク都路」をブルワリーとして活用することで「人・もの・ことを繋ぎ、人々を笑顔にする」という思いが込められています。併設しているタップルームでは、ブルワリーを眺めながら新鮮なクラフトビールを楽しむことができます。
施設名:ホップガーデンブルワリー
所在地:福島県田村市都路町岩井沢北向185-6
営業時間:9:00~17:00
定休日:なし
見学の有無:あり
公式サイトURL:https://hopjapan.com/
みちのく福島路ビールは、セレクトショップなどが軒を連ねる「アンナガーデン」内で1997年に誕生。家族で営むあたたかなクラフトブルワリーです。最高の味、本物の旨さを引き出すため、福島の環境に最適なユーロモルトとチェコホップを本場ヨーロッパから厳選して取り寄せています。使用するのは、吾妻山の美しい水と、選りすぐった元気なドイツ酵母。一桶ごとに手仕込みして、じっくり熟成させています。人工的なものは加えず、自然が生み出すビール本来の味を引き出しています。
『米麦酒(マイビール)』は、福島県産の米「ひとめぼれ」を使って、福島県オリジナルの「うつくしま夢酵母」で発酵させたビールです。吟醸酒の香りとまろやかな口当たりが特徴で、「和食に合うビール」として人気があります。
施設名:みちのく福島路ビール
所在地:福島県福島市荒井字横塚3-182
営業時間:10:00~17:00
定休日:年末年始のみ
見学の有無:あり
公式サイトURL:http://www.f-beer.com/
新鮮なクラフトビールを楽しめる福島県のブルワリーを3つご紹介しました。ビールの原材料や酵母などが、色・香り・味わいのすべてに影響するクラフトビール。それぞれのおいしさを楽しむために旅行するのもいいですね。ぜひ、気の合う仲間や大切な人と訪れてグラスを合わせてください。